某雑誌のウェブサイトで連載の漫画家

副業ナビのライターが実際にやってみた副業の体験談を公開しています。

1.副業の内容

某ライフスタイル系雑誌のウェブサイトで連載を持っている漫画家です。

しかし、最近はこのように作品提供をして少しお金をもらう程度の方はよくいるため、漫画家と名乗れるのは微妙なところです。

仕事の内容としては、月1回の漫画の更新です。

その更新までに、編集担当者にネームを送り確認してもらい、OKが出たら実際にペン入れをはじめ、私の場合はカラーで作品を仕上げています。

その理由は、ライフスタイル系雑誌ということもあり、画面の色合いやきれいさ、可愛さなどが求められるため、ぱっと見サイトのカラーにあっていることが求められます。

また、内容も生活に役立つ情報や、アラサー向けのあるあるネタなど、共感を得やすいものが求められます。

幼少からぼんやりと漫画家に憧れていた身としては、ストーリー漫画を描くことが夢でしたが、現在はエッセイ漫画のようなものを作っています。

仕事の合間に締切りに追われながら仕上げるため、かなり自分の時間が削られますが、本業は事務という比較的時間の拘束が短いものであるため、ギリギリ原稿を落とさずやれています。

編集さんには、あらかじめ3話分多く渡してあるので、間に合わなかったときはそれを代用してもらうことになっています。

幸い、出版社のサイトなので、サイトのクリック数など関係なく原稿料がいただけるため、とりあえず作品を仕上げて掲載されれば売り上げになる仕組みです。

それでも原稿料は高くないので趣味の延長と言われても反論できない額です。

2.副業にかかる時間

考える時間をのぞいて、純粋な作業時間だけなら、ネーム8ページを作るのにだいたい2時間~3時間かかります。

ペン入れでは1ページに最低1時間、最大4時間かかることもあるため、4ページのペン入れで休日丸1日使うこともあります。

3.実際にいくら稼げるか

月一更新の連載が1本ありますが、私の場合原稿料が安いので1枚2500円で、8ページ描いて2万円です。

他に、時々自分のインスタやツイッターアカウントに連載している作品がきっかけでイラストの仕事をもらえたり、サービスの紹介漫画を描かせてもらえたりすると、それも数千円から1万円ほどの収入になりますが、額はばらつきがあってにクライアントによります。

4.この副業をやって成功?失敗?

ずっと会社員として働いてきたので、それにくらべれば仕事の楽しさややりがいはありますが、単行本でも出ない限りは、そしてそこそこ売れない限りは、かなりきつい仕事です。

金銭的、時間的な面を言えば失敗だと思います。

普通、副業と言えば得意分野で稼ぐイメージもあるので、金銭的メリットを重視するのであれば売れっ子でもない限り漫画家を選ぶのは失敗かもしれません。

体力勝負の面もありますし、人気漫画家でないと時間の割に単価は安いです。

5.この副業のメリット、デメリット

昔から漫画家に憧れていたため精神的な満足度は悪くありませんが、原稿料を時給換算しても、確実に飲食バイトの方が稼いでるといえます。

メリットで言えば、漫画を描ける、ということでデメリットは報酬が少ないことでしょう。

生活できるレベルには到底近づけないため、健康が続く限りはなんとか会社と両立して続けたいと思っています。

また、副業で連載などをやっていると、比較的他の仕事も舞い込みやすいので、単価の高いイラストとかデザインの方面でお声がかかればいいなと思っています。

6.まとめ

漫画家になりたい方は多いと聞きますし、毎月の様々な漫画賞も応募が100を超えることも多いようです。

それを考えると、一応連載を持っているということは誇れることかもしれません。

私も当初は連載がもてたとすごく喜びましたし、ここから漫画家としての生活がスタートすると意気込んでいました。

しかし、やはり相当バズったり売れっ子にでもならないとなかなか道が開けないのが現状です。

また、私の場合は雑誌のウェブサイトなのですが、漫画雑誌ではないためそこから単行本が出る可能性も低く漫画雑誌で連載できる可能性も低いため、今も日々持ち込みに行っています。

身近な友人などに漫画の連載を持っているというと、うらやましがられたり「すごい」と言われたりもしますが、実際には漫画家とは呼べないレベルなので、複雑な気持ちです。

それと、若いころに持ち込みに行っていた知人などは正式にデビューし漫画誌で連載を持っていたりするので、それと比べると精神的に落ち込みます。

また、普段仕事もしているため、両立しようとするとプライベートの時間もほとんどありません。

納品間近の月半ばは、自炊をする時間もないほどです。

精神的か肉体的に電池切れになってしまえば、あっさり終わってしまうものと思われます。

そのため、常に気を張っていて疲れますが漫画に対する感想をいただけたり、だれかがツイッターなどで共感してくれたりすると、とても嬉しい気持ちになります。

精神的な満足度でとりあえず続けられる人なら、副業としてやってみる価値はあると思います。

ひろの(30代 女性)
30代の会社員女性ですが、副業で漫画家をやっています。
とはいえ、漫画家などと名乗れるほど知名度もなく、収入もお小遣い程度。
一応某ライフスタイル系雑誌のウェブサイトで連載を持っていますが、知名度、収入ともにプロとはいいがたいです。

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