冷凍食品の仕分け作業

副業ナビのライターが実際にやってみた副業の体験談を公開しています。

1.副業の内容

冷凍食品を扱う倉庫の中で、商品を出荷先ごとに分けていく作業をする仕事です。倉庫を持つ会社が直接の雇用をすることは少なく、派遣会社に登録して働く場合が多いです。

この仕事では、取引先の店舗が注文した冷凍食品を出荷することができるように仕分ける作業だけを担当します。倉庫へ商品を届けたり、店舗へ商品を出荷する業務は別の会社が行います。冷凍食品を製造する会社は、出荷を請け負う倉庫に送られてきます。それは、大きなダンボール箱に6個から12個くらいの単位で入れられています。しかし、店舗により必要とする商品の内容や個数は異なります。この仕事は、それを仕分けるために行われています。

最初に、製造会社から送られてきた大きなダンボールから商品を取り出します。次に、それをコンベアに乗せて自動的に仕分けをします。コンベアの先には、店舗ごとに使用する配送用の大型の保冷ボックスが置かれています。このなかに、コンベアから流れてきた冷凍食品を隙間なく綺麗に詰めていきます。最後に、保冷ボックスに必要な商品が入れられているかを確認して配送に出します。

このあとの作業は、すべて運送関係の会社が請け負います。ひとつの倉庫から、近隣にある地域のスーパーやコンビニエンスストアに冷凍食品を出荷することになります。そのため、このような倉庫は24時間稼動であることが多いです。どの時間帯に勤務しても、仕事の内容は特に変わりがありません。

製造会社から送られてきた冷凍食品のダンボールを開けて、必要な商品を店舗ごとに保冷ボックスに詰めるという作業の繰り返していきます。

2.副業にかかる時間

24時間稼動ですが、常にコンベアが動いているわけではありません。

私の就業した倉庫では、9時00分から18時00分と19時00分から3時00分の2つのシフトから就業時間を選ぶことができました。それぞれの時間の合間に、冷凍食品の製造会社から商品が届くのではないかと思います。この倉庫では、1日4時間や6時間の勤務は不可能でした。

しかし、このような短い時間での勤務が可能な倉庫もあるようです。週末ではなく、本業のあとに副業を考えている方には短時間の勤務ができる場所がお薦めです。

3.実際にいくら稼げるか

倉庫にもよりますが、私の働いていた場所の時給は1,500円でした。どの倉庫でも、冷凍食品を扱う場合には1,300円前後の時給となるようです。

そのため、1日の就業で10,000円ほどの金額を稼ぐことが可能です。深夜の時間帯には時給を上げている倉庫もあるため、さらに高い収入を得ることもできます。

また、冬期よりも夏期のほうが時給の高い場合もあります。これは、気温の上昇に伴い冷凍食品の需要が高まるためかもしれません。しかし、季節を問わずに短い期間にたくさん稼ぐことが可能な仕事です。

4.この副業をやって成功?失敗?

私の場合は、この副業は失敗でした。

時給が高い理由は、定期的に仕事を続ける人が少ない作業環境であるためです。常温や冷蔵の倉庫とは異なり、冷凍の倉庫はかなり厳しい寒さの中で仕事をしなくてはなりません。そのため、仕事には防寒着や防寒具が必ず必要になります。大雪の降る真冬に外出したときのような体感温度ですが、作業をしなくてはならないため動けないほど着込むことはできません。

寒さが苦手でなくとも、連続して仕事をすれば具合が悪くなる可能性が充分にあります。

5.この副業のメリット、デメリット

この副業のメリットは、短期間で高収入が得られることです。倉庫にもよりますが、1日で10,000円以上を稼ぐことが可能です。

この副業のデメリットは、時給を上げなければ求人が集まらないほど仕事の内容が過酷だということです。冷凍の倉庫であるため、寒さに対する準備を入念にしなければなりません。冷凍食品に触れ続けるため、対策をしなければ凍傷になる危険もあります。

体力に自信のある人でも、本業があるのであれば連続して勤務することは避けたほうが賢明です。

6.まとめ

冷凍食品の仕分け作業は、取引先の店舗が注文した商品を仕分けるという仕事です。製造会社から送られてきた冷凍食品のダンボールを開けて、必要な商品を店舗ごとに保冷ボックスに詰めるという作業を繰り返していきます。単純な作業のため、この仕事のために必要な資格や知識はありません。

冷凍の倉庫は気温がかなり低いため、防寒着や防寒具を身につける必要があります。倉庫にもよりますが、これらを自分で用意しなければならない場合もあります。初期費用としてある程度の出費が発生する可能性があるため、仕事をする前には募集要項を詳しく確認する必要があります。軍手を2重や3重に重ねていても、仕事を始めて1時間もしないうちに手先の感覚が失われていきます。ときには、頭や身体の働きが鈍くなることもあります。高温注意報が発令されるような真夏でも、冷凍の倉庫の中は風邪を引くような寒さです。決して、涼しい環境を求めてする仕事ではありません。倉庫内の寒さを甘く見ることなく、過剰とも思えるくらいの防寒対策を取るようにしなくてはなりません。

しかし、このような過酷な環境であることを理由に時給はかなり高く設定されています。そのため、1日で10,000円以上を稼ぐことができます。この仕事は、短期間でたくさんの収入を得なくてはならない人に向いています。しかし、体調を崩す可能性もあります。本業が疎かになることがないよう、風邪には充分に気をつけて就業する必要があります。

副業ナビライター(20代 女性)

コメントを残す